ミズノと株式会社カネカ(以下「カネカ」)は、カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®※1(以下Green Planet)を使用した屋内型人工芝葉と充填材の「生分解性人工芝シリーズ」を共同開発しました。スポーツ用途としては世界初※2となります。「生分解性人工芝シリーズ」の発売時期は年内の予定です。
人工芝としては初となる、パイル部分にカネカ生分解性バイオポリマー Green Planetを使用した屋内型ロングパイル人工芝です。パイル製造から人工芝生産まで、全て日本国内で行っています。また、樹脂の特殊な配合と製造条件を設計することで、今まで実現できなかったモノフィラメント製造に成功し、製造条件と断面形状を設計することで一般的な人工芝の風合いに近づけています。さらに、当社人工芝と同等のスポーツ性能を備えているため、スポーツ用途として使用することができます。充填材は当社充填材と同等のクッション性があり、水よりも重く設計し流れにくいよう配慮しています。
「カネカは世界を健康にする」という考えのもと、環境・食糧・健康という3つの社会課題の解決に取り組んでおり、カネカ生分解性バイオポリマー Green Planetは、生態系と人体への影響が懸念されるプラスチックによる環境汚染問題を解決するべく開発されました。 「カガクでネガイをカナエル会社」として、世界を健康にするために、カガクの力でソリューションを提供し、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。
今後の計画について
今回開発した「生分解性人工芝シリーズ」を、全国のスポーツ施設や商業施設などでの導入を目指していきます。また、カネカ生分解性バイオポリマー Green Planetを使用した屋外型海洋生分解性人工芝の開発も進めています。