体育館施工
プレーヤーが輝く空間をつくり続ける
走る、止まる、跳ねる、踏む、アリーナでスポーツの足元をささえる「フロア」。
そのフロアは表面だけではわからない下地材の構造が重要です。ミズノの鋼製床下地材「ダイナミックネダ」は、ミズノ独自技術によるリングダンパー構造を基本に、約30年の信頼と実績があります。
このリングダンパー構造は都度、品質改良を加え、スポーツ用床下地材に不可欠な機能をすべて高い次元で実現しています。 ミズノはさまざまなシーンにおいて、安全、安心と高いスポーツ性能を実現し、プレーヤーを含むすべての利用者に適した環境を提供しています。
DYNAMICNEDA - ダイナミックネダ (体育館床材)
- 理想的なクッション性(弾力性)が高度なプレーが可能
- 優れた振動減衰性が、着地の際の衝撃荷重エネルギーを緩和するとともに、材質が均一な鋼材を使用することでたわみも平均化し、床面上のどこでも同じクッション性が得られます。また、適度な反発作用により運動時に快い’はずみ’を与えて、リングダンパーの理想的なクッション性(弾力性)がプレーによる疲労度を軽減します。
- 大幅にアップした強靭性が、つねに床面の強度
- リングダンパーは、低荷重に対するたわみが大きく、大荷重にたいするたわみが小さいため、集中荷重が作用しても床面と根太の接合部のたわみ差が少なく、床面の強度を保持します。また、通常の防振ゴムの許容ひずみ量はゴム厚の20%程度で、集中荷重等の衝撃に対して破壊のおそれがありますが、リングダンパーは、その荷重許容限度が通常用の数10倍もあるので、非常に強靭です。
- 優れた吸音性が静かなスポーツ空間を実現
- リングダンパーの固有振動数は470CPM(980N~4900Nの荷重に置いて)で一定です。
これは体育館の運動における床の振動数よりかなり低い数値ですので、振動を十分に吸収し、吸音対策は万全です。
- 高い経済性が、コストダウン
- 規格品 の量産システムがコストダウンの大きな要因となっています。
また、ユニット加工による施工期間の短縮もそのまま人件費の節約につながります。(たとえば1000㎡を5名で10日間)構造上、ツカ石も不要ですので、この手間と材料費も省けます。
- スポーツフロアに必要な水平性を確保
- 床下地材の規格形状が均一のため、水平性を確保しています。レベリング板の微調整により、コンクリート床との不陸合わせもらくにできます。
- 耐食性にすぐれた支持脚を採用、湿度の高い地方でも安心
- 支持脚には溶融亜鉛メッキに比べ、層が均一で密着性に優れる電気亜鉛メッキを採用。さらに、耐食性を高めるためにクロメート処理を施しています。